スライダーは、フィクスチャーのチャンネルを直接操作したり、ファンクションの再生をしたと、複数の使い方があります。これらの使い方によって設定できる項目が変わります、よく理解しておきましょう。
スライダーを選択しツールバーからこのアイコン をクリックするか、スライダーをダブルクリックすることでプロパティーが開きます
全般タブでは、2つの使い方に共通する項目を設定します。
名前 | スライダー名を変更できます。 |
外見 |
表示される見た目を選択できます。スライダー![]() ![]() |
数値表示 |
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上下 |
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外部入力 |
マウスでのドラッグのほか、外部入力でコントロールすることも可能です。
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スライダーをフィクスチャーのチャンネルに割り当てます。
上限/下限 |
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フィクスチャー一覧 | スライダーに割り当てたいフィクスチャーのチャンネルにチェックを入れてください。 |
全部 | 全て選択 全てのフィクスチャーのすべてのチャンネルにチェックを入れます。 |
すべて解除 | 全てのフィクスチャーの全てのチャンネルからチェックを外します。 |
逆転 | 現在のチェックを反転します。 |
グループから | フィクスチャー定義の中で、同じ項目名になっているチャンネルをまとめてチェックを入れる機能です。異なるフィクスチャーでも同じチャンネルの機能名(Pan,Tiltなど)が定義されている灰は、1つのグループとして選択できます。 |
Click & Goを利用 |
Click & Go とは段階的に機能が割り当てられているチャンネルに対し、2回のクリックで特定の機能を呼び出せる機能です。
以下のモードがあります。
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(この機能は実装途中です) このオプションは、スライダーが変化したことを感知して、見た目でわかりやすく表示する機能です。 レベルバーとリセットボタンが表示されます。 このチャンネルを別のファンクション等でも操作して行く中でスライダーを使って調整したい場合があった時に、スライダーの操作が優先されファンクションの内容を上書きます。上書きが起こった場合にリセットボタンが赤く表示されます、これは上書きの警告灯のようなものなので、リセットボタンを押すと上書きが解除されファンクションなどに準じた操作になります。 スライダー横のレベルメータはファンクションなどが操作しているスライダーのレベルを表します。つまり、このメータとスライダーが異なる数値を指している状態が上書きしている状態ということです。 このリセットボタンは外部入力の操作を割り当てることができます。 |
スライダーをファンクションの再生に使います、この使い方をするには"プレイバックモードにする"ボタンをクリックしてスライダーのモードを切り替えます、すでにプレイバックモードになっている場合はボタンが表示されません。モードを切り替えると設定項目が表示されます。
スライダーがプレイバックモードの時、再生ボタンとスライダーを組み合わせたような動作になります。 ファンクションの再生のほか、数量的な操作もできます。 スライダーがゼロの時にはファンクションはOFFになり、1以上になるとファンクションが再生されます。
プレイバックモードで再生されるファンクションにフェードイン・アウトが設定されていたとしてもこの設定は無視されます。
あなたが、フェードイン・アウトタイムを予め決めた上でスライダーで再生したい場合はプレイバックスライダーではなくフレームのマスターモードのスライダーとボタンを組み合わせた使い方で実現できます。
ファンクション | スライダーに割り当てられているファンクション名を表示します。 |
![]() |
ファンクションを割り当てます。 |
![]() |
ファンクションの割り当てを解除します。 |
スライダーをフレームのマスターに使います、この使い方をするには"フレームのマスターにする"ボタンをクリックしてスライダーのモードを切り替えます、すでにふレムのマスターモードになっている場合はボタンが表示されません。モードを切り替えると"フレームのマスターとして動作中"と表示されます。
このモードに設定されているとき、このスライダーウィジェットが配置されているフレーム内全体のサブマスターとして動作します。
このスライダーがどのようにフレーム内のファンクションに作用するかはそのファンクションによって異なります。サブマスターとして動作するときは、基本的にファンクションのレベルを数量的にコントロールします。
また、サブマスター機能はフレーム内のファンクションがまだ再生されていなくても動作します。スライダーを50%にしておいた状態でフレーム内のファンクションを再生すると、再生開始時からスライダーの効果が現れます。