QLC+は MIDI protocolをサポートしています、しかし実際に使うためにはいくつかの設定をする必要があります。
QLC+ではMIDIコントローラのほか、シーケンサーなどのほぼ全てのMIDIデバイスに対応しています。
コントローラーであればボタンやフェダーを外部入力として使えます。
設定ボタンからMIDI設定画面を開きます。
設定項目は以下の通りです。
QLC+ではMIDIフィードバックをサポートしています。設定は簡単で入出力設定のフィードバックにチェックを入れるだけです。フィードバックとMIDI outputを同時に使うことはできません。
デバイスがフィードバックをサポートしている場合は、QLC+上の状況に合わせてデバイスも動作します。
Behringer BCF2000 などのモーターフェーダーがわかりやすい例です。
また、MIDI outputをしようして、外部のシーケンサなどのMIDIデバイスをQLC+からコントロールすることもできます。
こんな感じに
このデバイスは工場出荷時の設定ではQLC+上にX座標のコントロールができません、KORGのホームページからユーティリティーツールをダウンロードし、設定を変更していきましょう。X座標にCC2(Control Change #2)を設定してください。 詳しくはこちら
このデバイスはフィードバックでLEDカラーを変更できます。
QLC+のデフォルトではvalue = 0: LED off, value = 255: LED greenが設定されています。
これらの設定は"Custom feedback"を使って変更できます。
2つの入力フィードが表示されます。
デフォルトでは0と255に設定されています。
MIDIプロトコルでは0~127までしか設定できないので、MIDIデバイスに送信される際は1/2の数値が送信されます。
Value | LED color |
---|---|
0 | Off |
2 | Green |
4 | Green Blinking |
6 | Red |
8 | Red Blinking |
10 | Yellow |
12 | Yellow Blinking |
14-255 | Green |
QLC+4.5.0から実装された機能です。MIDI beat clock
MIDIタイムコードではないことに注意してください。
2つの特別なMIDIチャンネルがQLC +にマッピングされており、 仮想コンソールウィジェットをビートクロックで制御します。
特別なチャンネルについて簡単に説明します:
MIDIデバイスによっては、初期化メッセージを送信する必要がある場合があります。
MIDIプロトコルのSysExを指します。
これらのメッセージをQLC+上ではXMLファイルで記述しておくことができます。
記法は以下の通りです。
<DOCTYPE MidiTemplate> <MidiTemplate> <Creator> <Author>Your name</Author> </Creator> <Description>A brief description of that the template does.</Description> <Name>Template name to be displayed by QLC+</Name> <InitMessage>F0 47 00 7B 60 00 04 41 09 00 05 F7</InitMessage> </MidiTemplate>作成したファイルは、MidiTemplatesフォルダに入れておいてください。
さまざまなMIDIメッセージ(Notes、PC、CCなど)を処理するために、QLC +はそれらを順番に再マッピングします。
入力プロファイルエディタで使用するチャンネル番号:
チャンネル | MIDI message |
---|---|
1 | Control Change 1 |
... | ... |
128 | Control Change 128 |
129 | NOTE ON/NOTE OFF 1 |
... | ... |
256 | NOTE ON/NOTE OFF 128 |
257 | NOTE AFTERTOUCH 1 |
... | ... |
384 | NOTE AFTERTOUCH 128 |
385 | Program Change 1 |
... | ... |
512 | Program Change 128 |
513 | Channel Aftertouch |
514 | Pitch Wheel |
530 | MIDI Beat Clock: Start/Continue |
531 | MIDI Beat Clock: Beat |
532 | MIDI Beat Clock: Stop |
In OMNI mode, add 4096 * Channel number